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ミニピンがくれたトイプードルとのご縁

虹の橋に旅立ったミニピンのりゅうがトイプードルのクッキーちゃんとのご縁をつないでくれました。

犬のフードをローテーションするとアレルギーの予防になる

愛犬家なら「うちの犬には、どんなフードが合ってるのかな?」と、一度は悩んだことがあるはず。

幼犬、成犬、老犬と、年を重ねるにつれて食べ物を変えてあげる必要があることを知っている飼い主さんはたくさんいらっしゃいます。では、普段は、同じドッグフードを与え続けてもいいのでしょうか?

答えはNOです。

同じドッグフードを続けて食べさせると、どんな問題が起こるのか。この記事では、「フードローテーションが大事だよ」というお話をしたいと思います。

犬とドッグフード

フードローテーションとは

フードローテーションとは、文字どおり、ドッグフードをローテーションすること。

つまり、同じフードを長期間与え続けるのではなく、一定の期間ごとに種類を変更することです。

フードローテーションの重要性

愛犬が喜んで食べるドッグフードを見つけたら、ついつい、そればかりを与えてしまいがちです。

ですが、同じ種類の食品ばかりを食べさせていると、問題が起こる可能性があります。

アレルギーの症状が出やすくなる

愛犬に同じ食品ばかりを与え続けていると、その食品に対するアレルギー値がググッと上がってしまうことがあるんですね。アレルギー値が上がると、アレルギーの症状が出やすくなってしまうんです。

フードのせいで愛犬がアレルギーの症状に苦しむなんて、最悪です。こんなことは、絶対に避けなければいけませんよね。

牛肉ばかりを食べていたごん太

初めて飼った愛犬のごん太は、牛肉しか食べてくれないワンコでした。雑種犬だったので、何でも食べてくれるのかと思いきや、お米や野菜には見向きもせず。鶏肉でさえ、あまり嬉しそうではなかったですねぇ。鶏のから揚げの骨は大好物でしたけど。

まして、市販のドッグフードを出そうものなら、露骨に拒否反応を示してくれて。当時はまだ、インターネットがない時代でしたし、手に入るドッグフードの数は限られていました。

飼い主の私たちから見ても、「いかにもマズそう」で、鼻にツンとくるような臭いがするフードばかりでした。

犬の飼い方に関する情報も、今のように豊富にあるわけでもなく。フードローテーションなどという言葉はまったく知りませんでした。

ごん太の食事は、ずっと、牛肉をレンジでチンしてほぐしたものでした。長年、牛肉ばかりを食べ続けていたごん太。何歳の頃だったか覚えていないのですが、目の周りに炎症が起きるようになってしまいました。

「目の周りの炎症は、フードローテーションをしなかったからなのかもなぁ……」ごん太が亡くなって、十数年も経った今になって、こんな後悔をしています。

食欲がなくなる

アレルギーの症状が出やすくなるという問題の他にも、食欲がなくなるという問題があるんです。

トイプードルのクッキーちゃんは、まさにこのケースです。

「お気に入りのフードが見つかった!」と思って、そればかりを与えていると、ある日、急に食べなくなるんです。毎日毎日、同じ味の食品を食べ続けることに飽きちゃうんですね。「え~、また、これなのぉ?」って。

雑種犬のごん太やミニチュアピンシャーのりゅうは、毎日どころか、何年でも同じフードを食べ続けるワンコでした。同じ味が続いても、まったく飽きなかったですし、食欲は常に旺盛でした。

犬種にもよるのかな。トイプードルの飼い主さんたちは、「食べてくれない……」って悩んでいる人が割りと多いような気がします。クッキーちゃんも、食べなさ過ぎて、動物病院で診てもらったことがありました。

チワワみたいに特別に身体が小さいワンコは、食欲がない状態で放っておくのは危険です。血糖値が下がってしまって、命取りになることがありますから。「そのうち、お腹がすいたら食べるでしょ」という楽観的な考えではダメだということですね。

獣医さんのアドバイス

ミニチュアピンシャーのりゅうが通っていた動物病院の院長先生に、こんなアドバイスをいただいたことがあります。

「鶏肉は犬の身体にいい食品です。ですが、時には、違う物を食べさせたほうがいいですよ」

りゅうは、鶏肉を数種類の野菜と一緒に煮込んで細かく刻んだものを食べていました。

野菜の種類は季節によって様々でしたけど、メインが鶏肉というのは定番でした。

獣医さんから見て、「メインも変えたほうがいい」ということだったんですね。

牛肉、鶏肉、羊肉、鹿肉、豚肉、魚

愛犬の食事のメインとなる食品はいろいろあります。肉だけでも、牛、鶏、羊、鹿、豚とローテーションできます。

ごん太やりゅうを飼っていた頃は、羊や鹿の肉を与えるという選択肢があるとは思いもしませんでした。今は、質のいいドッグフードが簡単に手に入りますし、種類も豊富です。鹿肉はワンコたちが喜んで食べるそうですね。「ごん太やりゅうが生きているうちに知っていたらなぁ」と思います。

大抵のドッグフードのブランドには、いくつか違った種類のフードが用意されてます。信頼できるメーカーのフードを選んで、その中でローテーションするのもいいですし、数種類のメーカーのドッグフードでローテーションしてもOKです。

ここで、ひとつ注意点があります。食品の種類を変えたとき、愛犬が食べなくなることがあるんですね。ワンコにも食べ物の好き嫌いがあるわけですから、こういうことは珍しくありません。

味が愛犬の口に合うかどうかは、与えてみないとわからないですものね。ちょっと根気がいるかもしれませんけれど、いろいろ試してみてください。

愛犬の食いつき具合、便や毛並みなどの体調の変化、値段と手に入れやすさ。これらの条件から総合的に判断して、フードローテーションに最適なドッグフードを選んであげてくださいね。