ミニピンがくれたトイプードルとのご縁

虹の橋に旅立ったミニピンのりゅうがトイプードルのクッキーちゃんとのご縁をつないでくれました。

【犬用の避難グッズ】災害時の備えが愛犬の命を守ります

2015年9月19日更新

愛犬用の災害時の備えは万端ですか?

先日、近所の愛犬家の方と話してたんですけど、「人間用の防災グッズは用意してるけど、この子(ワンコ)のは準備してなかったわ……」とおっしゃっていました。

いつ襲ってくるかもわからない災害からかわいい飼い犬の命を守るためには、犬用の避難グッズをそろえておく必要があります。

雑種のごん太やミニピンのりゅうを飼っていた頃は、家族用の避難グッズを入れてあるバッグに、ドッグフードやペットシートなど犬用の防災用品を常備していたものです。

うちのワンコたちは、2匹ともドッグフードを一切食べない犬でした。でも、災害が起きてしまったら、好き嫌いなんかの問題ではないですからね。嫌でも食べてもらわないと。

とはいえ……。ごん太なら、嫌ぁな顔しながらも、しぶしぶ食べてくれるでしょうけど、りゅうはダメっぽいですねぇ。「その乾パンの缶に入っている金平糖をくだしゃいっっ!」っていいそうです。

愛犬のための防災用品、どんなものを準備しておけばいいのか、一度確認しておいてください。

犬用の避難グッズを用意しようとしている夫婦

犬用の避難グッズリスト

災害時、犬と一緒に避難するときに避難袋に入れておきたいグッズのリストです。

  • ドッグフード
  • ペットシーツ
  • ぺたんこボウル
  • 応急手当用品
  • トイレットペーパー
  • タオル
  • ビニール袋
  • 保温用具
  • 犬用の靴
  • 予備のリード・ハーネス
  • お気に入りのおもちゃ
  • ケージ・キャリーバッグ・抱っこひも・スリングバッグ・バッグパック
  • RESCUE(レスキュー)ペットステッカー

ドッグフード

愛犬が気に入っている味のものを用意してあげてくださいね。定期的に賞味期限を確認しておくことをお忘れなく。

ペットシーツ

日ごろから、ペットシーツで用を足すようしつけをされているワンコが多いですよね。避難場所でも、ペットシーツがあれば、いつものように安心して用を足すことができます。

ぺたんこボウル

ぺたんこボウルというのは、携帯用のボウルです。折りたたみ式なので、持ち運びやすくて便利です。水やドッグフードを入れて、愛犬に与えるときに使います。

災害時だけでなく、お散歩に行くときやアウトドアグッズとしても使えるので、ひとつ持っていると何かと役に立ちます。

下の画像がぺたんこボウルです。

ご覧のとおり、ピンク、ブルー、オレンジ、グリーンときれいな色がそろっています。

Popware(ポップウェア)というメーカーから出ていますよ。ボトルホルダーがついているところがGoodです。

 

普段飲んでいる薬

愛犬がお薬を常用しているなら、避難袋に入れておくのを忘れないようにしてください。非常時は、健康な犬でもかなりのストレスを受けることになります。持病がある犬は、お薬がないと、体調が急激に悪化しかねません。

保温用具

避難所の室温が低かったり、外で待機しなければならないこともあり得ます。ワンコに寒い思いをさせないためにも、保温グッズはあると便利です。とくに、ミニチュアピンシャーみたいに寒がりな犬を飼っている方は、必需品です。

犬用の靴

災害が起きると、周囲の様子が一変します。地面には瓦礫が散乱しているかもしれません。ガラスの破片が落ちていることもあるでしょう。

とがったものを踏んで肉球が傷ついてしまうと、犬は歩くことができなくなります。危険物から肉球を守るために、犬用の靴も避難袋に入れて置いてください。

また、急に靴を履かせようとしても、嫌がるワンコが多いと思います。非常時にスムーズに靴を履いて歩けるように、普段から慣らしておくと安心です。

まぁ、でも、嫌でるしょうね。靴をはくのは。

お気に入りのおもちゃ

お気に入りのおもちゃがあるワンコ限定の避難グッズです。

避難所では、まず、リラックスなどできません。飼い主さんもピリピリしてしまうでしょうし。知らない人が大勢います。

愛犬が大事にしているおもちゃがあれば、避難するときに、ササッとつかんでバッグに入れておくと役に立つかもしれません。余裕があればの話ですけど。

りゅうは、毛虫のおもちゃをとても大事にしていました。「ケムコ」という名前で呼んでいた黄色い毛虫のおもちゃです。場所を移動するたびに、りゅうはケムコを咥えて持ち運び、自分の側に置いていたんですよ。

この写真のように。

愛用している黄色い毛虫のおもちゃを側に置いているミニチュアピンシャーのりゅう

愛用しているおもちゃがあれば、慣れない場所にいても、少しは気が休まるかもしれないですよね。

ケージ・キャリーバッグ

折りたたんで持ち運べるタイプのケージやキャリーバッグは、避難所にいるときに、ないと困る場合があります。

避難所には犬が嫌いな人やアレルギー体質の方もいますので、ケージやキャリーバッグに愛犬を入れておくよう指示されるかもしれません。イザというときに困らないよう、用意しておいてください。

うちのりゅうの話なんですけど。避難用にキャリーバッグを買ってきて、中に入れて運ぶ練習をしようとしたんですね。ところが、りゅうは嫌がって、ピョーンッと飛び出してしまうんです。もうね、日を変えて、何度チャレンジしてもダメでした。

この時点で、りゅうは成犬でした。子犬のうちに慣らしておかないと難しいのかもしれないです。

犬用の抱っこひも・スリングバッグ・バックパック

身体が小さい犬の場合、抱っこひもやスリングバッグ、バックパックを活用することもできます。

バッグパックは両手が空くので、非常時にはかなりお役立ちだと思います。

いずれにしても、日ごろから、バッグに入って運ばれることに慣れさせておかないといけないですね。

でないと、うちのりゅうみたいに、キャリーバッグがただの物入れになってしまいます……。

RESCUE(レスキュー)ペットステッカーについては、別の記事で詳しく書きます。

追記

ペットステッカーについての記事を書きましたので、どうぞご覧ください。

災害時に役立つRESCUE(レスキュー)ペットステッカー【犬を助けてください!】