ひな祭りにいたずらしちゃったトイプードルのクッキーちゃん
今日は3月3日。ひな祭りです。
トイプードルのクッキーちゃんと飼い主さんが、昨日、私の家に来ておしゃべりしていたんですね。
「明日はちらし寿司をつくって、息子の家に持っていく」と。
女の子のお孫さんがいらっしゃるので、ひな祭りのお祝いをするんですね。
ひなケーキはお嫁さんのお母さまが買ってくださるそうです。もう、雛人形も飾っているとのことでした。
両家のおばあちゃまから、かわいい孫へのプレゼント。微笑ましくて、ほっこりします。
そういうわけで、昨日から、ちらし寿司の下準備をしていらして。錦糸卵をつくったり、高野豆腐を刻んだり。
クッキーちゃんと遊びながら、そんなお話をしていたんです。
そして、今日。
お昼時に「ピンポーン」とインターホンが鳴りました。クッキーちゃんの飼い主さんでした。
ちらし寿司のおすそわけです。我が家の分までつくってくださるなんて、ありがたいことです。「今から、息子の家に行ってきまーす」と言って、出かけられました。
いただいたちらし寿司はこういう容器に入っていました。さぁ、ここで、いたずら好きのおてんば娘の登場です!
おすそわけの容器
お皿やタッパーなどに入れておすそわけをすると、器をお返しするときに気をつかいますよね。まさか、カラで返すわけにもいかないですし。何か気の利いたものをいれないと……と考え込んでしまったりして。
クッキーちゃんや飼い主さんと仲良くなってから、スイーツやもらいものなど、ちょっとしたものをやり取りするようになっているんです。
でも、返さなければいけないような器は使わないようにしています。
スイーツのおすそわけならば、入っていた箱を切り取って、ちょうどいい大きさの容器をつくったりしてね。
いただいたちらし寿司も、よくあるプラスティックの容器に入っていました。
いたずら好きのトイプードル
容器にちらし寿司をいれようとしたところ、プラスティックの透明な蓋をクッキーちゃんがいたずらして、ガジガジとかじっていたんですって(笑)
「あーっ!何してんの、もうっ」という声が聞こえてきそうです。
ちょっとでも油断していると、こういうことになってしまうんですよねぇ。ミニチュアピンシャーのりゅうもいたずらばっかりしていました。
「あっ!!!」と叫ぶことなど、日常茶飯事でしたから。
愛犬のしつけをする機会を逃すと、ずーっとこういう生活が続くのです。
いたずらっ子のトイプードルちゃんのおかげで、容器の蓋は使えなくなってしまい、代わりにサランラップで包んでありました。
やってくれるわ、クッキーちゃん。
手作りのちらし寿司
市販の食べ物は何度もやり取りしたことがありますけれど、手作りのお料理をいただいたのは初めてのことです。
今夜、さっそくいただきました。
高野豆腐、たけのこ、かまぼこ、ニンジン、しいたけ、ちりめんじゃこ、きぬさや、海苔と、たくさんの具がはいっていて、とってもおいしかったです。甘すぎず、酸っぱすぎず、ちょうどいいお味でした。
具材の一つ一つがすごく細かく刻んであって、お孫さんへの愛情を感じました。まだ、ちっちゃいから、食べやすいように細かく刻んであげているんですよね。
錦糸卵の黄色としょうがのピンク色、きぬさやの緑がきれいで、春を感じさせてくれます。
雛人形
我が家には7段飾りの雛人形があります。ずっと1階の部屋に飾っていたのですが、犬を飼い始めてから事情が変わりました。
雑種のごん太は2階には上がらない犬だったので、雛人形を2階の部屋に飾るようになりました。ごん太が亡くなって、しばらくしてから、ミニピンのりゅうが我が家にやってきました。
りゅうは自分で階段を上って2階に上がります。なので、2階にも雛人形を飾ることができなくなってしまいました。
ごん太はともかく、やんちゃな悪ガキのりゅうの手にかかると、雛人形など一瞬にしてグチャグチャになってしまいますからねぇ。
しつけがきちんとできているワンコだと、お人形にいたずらすることもないのかな。
犬用のひな祭りケーキ
メスのワンコを飼っているご家庭では、犬用のひな祭りケーキを用意されることもあるみたいですね。
うちは2匹ともオスだったので、ひな祭りのケーキという発想は、まったくありませんでしたけど。
生クリームや砂糖、保存料など、愛犬の身体に悪いものは一切使わずにつくられているケーキもあります。放射能検査まで行われているものまであって、感心してしまいました。
愛犬に与える食べ物がどういう素材でつくられているのかって、自分が食べる物よりも気になりますものね。
犬用のケーキによく使われているのが馬肉や鹿肉です。馬肉や鹿肉って、かなり食いつきがいいみたいですね。普段、ドッグフードをあまり食べない子でも、パクパクッと食べきってしまうという感想をよく見かけます。
我が家の2匹の愛犬には、馬肉や鹿肉を食べさせたことはありませんでした。もっと早くに、こういう情報を知っていたらなぁ。ごん太やりゅうにも食べさせてあげたかったです。
市販のドッグフードはダメだって決めつけてしまっていましたから。
愛犬と一緒に楽しむイベント
雑種のごん太もミニピンのりゅうも、あまり写真が残っていないんです。2匹とも、カメラを向けると、すご~く嫌そうで、不機嫌になっていました。嫌がるので、あまり撮らなかったんですね。
それでも、もっとたくさん写真を撮っておけばよかったなぁと、今となってはよく思います。
犬用につくられた、かわいらしいひなケーキなんかを見ていると、「こういうのって、後ですごくいい思い出になるんだろうな」と思って、ちょっと寂しい気持ちになります。
ごん太やりゅうが元気なときに、もっともっといろんなイベントを一緒に楽しんで、写真に残しておけばよかった……。
でも、私の心の中には、ごん太やりゅうの姿が今もハッキリと残っています。愛犬たちと過ごした、かけがえのない日々の思い出が。