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ミニピンがくれたトイプードルとのご縁

虹の橋に旅立ったミニピンのりゅうがトイプードルのクッキーちゃんとのご縁をつないでくれました。

ペットロスで苦しんでいるときに亡くなった愛犬が夢に出てきてくれました

2015年10月21日更新

亡くなった愛犬のことを想い、毎日毎日ペットロスに苦しんでいた私。

「りゅうはいったい、どこに行ってしまったのだろう」

「今はどうしているのかな、一度だけでも会いにきてくれればいいのに……」

そんなことばかり考えてしまっていました。

悲しくてつらい日々を送っていたある日のことです。

朝、目覚めたときに、「りゅう!!」と思ったんです。りゅうがに出てきてくれたのです。

亡くなってから、りゅうの姿を目にしたのは初めてのことでした。本当ならば、嬉しくて仕方がないはずなんですけれど、私の心は晴れませんでした。

その夢はちょっと暗い感じで、心配になってしまうようなものだったからです。

赤いベストを着ているミニチュアピンシャーの置物

亡くなった愛犬が初めて夢に出てきてくれた

せっかくりゅうが夢に出てきてくれたというのに、その夢の内容がよくないものだったので、不安な気持ちでいっぱいになってしまいました。

りゅうはなぜか、老犬ではなく、子犬のような若々しい姿で出てきました。若々しいのはいいのですが、どうも様子が変なんです。お腹を見せて寝転がっているような体勢で、「助けてぇ……」という表情をしているんです。

夢の中で目を凝らしてみると、周りに何か影のようなものが見えます。黒っぽいものや茶色っぽいもの。どうやら、影のように見えているのは犬のようでした。数匹の犬がりゅうにじゃれついている様子です。

その犬たちの大きさが、りゅうとあまり変わらないくらいだったんですね。だから、もしかすると、母犬やお姉ちゃん犬だったのではないかと思っています。母犬の毛色は、ブラックタンではなくてレッドでしたし。

ミニピンのりゅうは、犬という動物が大嫌いだったんですね。自分も犬なのに。

「助けてぇ……」という顔をしているのは、よその犬が回りに何匹もいたからなのでしょう。今すぐにでも助けてあげたいけれど、どうすることもできません。

「何があったん?どうすればいいの?」と話しかけても、もちろん答えは返ってきません。

この夢を見てからは、ペットロスの苦しみよりも、犬に囲まれているりゅうのことが心配で心配でたまらなくなりました。

2度目の夢

それからしばらく経ったある日のことです。再び、りゅうが夢に出てきてくれました。前回と同じく、幼い頃の姿でした。

大きく違っていたのは、今度はとっても明るい雰囲気の夢だったということです。

りゅうがね、どういうわけか赤いベストのようなものを着ているんです。そして、生前に新しい服を着せてもらったときのように、ちょっと得意げな様子で、ニッコリと笑っているように見えました。

まるで「もう、大丈夫だよ」と言っているかのように。とっても幸せそうな様子だったので、ほんとにほんとに安心しました。他の犬たちと仲良くなれたということなのかな?

この2度目の夢を見た日を境に、ペットロスの苦しみが、ほとんどなくなったのを覚えています。りゅうが笑っているのに、私が悲しんでいるのはおかしいですものね。いつまでも落ち込んでいる私を見るに見かねて、出てきてくれたのかもしれません。

「おい、お前、ちっかりちろ!」ってね。

赤いベスト

それにしても、なぜ赤いベストを着ていたのでしょうね。いまだに、サッパリわかりません。とにかく、「もう大丈夫なんだ」ということだけは、しっかりと伝わってきました。

それから、どれくらい経った頃だったかな。父と母がごん太(りゅうの前に飼っていた犬)が眠っている動物霊園に行ったんですね。その帰りに立ち寄った百貨店で、いろんな種類の犬の置物が売られていたそうなんです。

ミニピンのはないだろうなぁと思いつつ、「ミニチュアピンシャーの人形はありますか?」とお店の人に尋ねてみると、「ありますよ」と言って、ミニピンの置物を出してきてくれたんですって。

「お友達を連れてきた」と、両親が連れて帰ってきた犬の置物。それが、上の写真の黒いミニチュアピンシャーです。赤いベストは母の手作りです。

全身真っ黒のはずのミニチュアピンシャーの人形が、ある日突然、赤いベストを身につけているのに気づいた私は、思わず笑ってしまいました。「りゅうが赤いベストを着てたってアンタが言うから、つくって着せてみた」とのことでした。

この人形、おしゃれさんなんです。きれいな色のビーズの首飾りをつけているんです。首飾りは最初から首にかけてありました。黒い色は備長炭の色です。ただの置物ではなくて、空気をきれいにしてくれるというメリットがあるんですよ。

ミニチュアピンシャーの置物がつけているビーズの首飾り

ちなみに、赤いベストの胸元を止めているのは、ビーズでつくられたカッパの飾りです。なぜ、カッパなのかは、また別の記事で書きますね。

その後

その後は、ぱったりと出てきてくれなくなりました。寂しさは感じていましたが、元気にしている証拠だと思って暮らしていました。亡くなった愛犬に対して、元気という表現はおかしいですけれど。

ずい分経ってからのことです。ペットロスから立ち直り、ごく普通の日常生活を送っていた私。ある晩の夢に、りゅうが登場してくれたのです。

このときは成犬の姿でした。生きていた頃とまったく変わらない、愛想のないりゅうでした(笑)ただ、あの頃のように一緒に暮らしている。そんな感じの夢です。

それからも、たまぁに出てきてくれることがあります。最初の2回の夢とは違って、何かメッセージを送っているような様子はなく、ただただ、いつものように側にいるだけ。

この間見た夢では、珍しく長い時間、一緒にいてくれました。

母の夢には出てこない

りゅうは母のことが一番好きだったのに、どういうわけか、母の夢には出てきたことがありません。なぜ一度も出てこないのかなぁ。

前にどこかで、同じような話を聞いたことがあります。亡くなったペットがなぜか、一番慕っていた人には会いに行かずに、2番目に懐いていた人のところにばかり出てくると。

不思議なものですね。

ミニピンの置物の表情

不思議といえば、上の写真の置物のことなんですけど。初めて見たときは、りゅうとはまるで似ていない、優しい雰囲気のメスのミニピンに見えたんです。

「全然、似てないねぇ」と、母と話していたくらいですから。

それが、いつの間にか、りゅうにそっくりの表情に見えるようになってきたんです。

「あれっ!?置物の中にりゅうが入ってるんじゃ……」と思うほどに。

いつもじゃないんですけどね。時々、りゅうそのもののように見えることがあるんですよ。「フーン」とそっぽを向いていたり、「ウヒヒヒ」と小憎らしい顔をしていたり。

「はい、これ、お食べ」なんて、置物に向かっていつも話しかけているから、こんな錯覚をしてしまうのかもしれませんね。気のせいということにしておきましょうか。

いや、でも気のせいではないみたい……よ。