トイプードルの子犬の無駄吠えが止まらない
同じ町内に住んでいるトイプードルのクッキーちゃんは、ようやく1歳になったばかりです。私はクッキーちゃんがまだ生後5ヶ月くらいの子犬の頃に出会ったのですが、頻繁に飼い主さんとお話しているんですね。
しつけについてのお悩みがいろいろあるみたいです。中でも、無駄吠えがひどいということに頭を抱えていらっしゃいます。
愛犬の無駄吠えが近所迷惑に
私が飼っていたミニピンのりゅうも無駄吠えはしていました。でも、近所迷惑というほどではなかったので(たぶん)、文句を言われたことは一度もありません。ただ、老犬になってから、吠え方がひどくなってはいました。
トイプードルのクッキーちゃんは、無駄吠えがかなり激しいみたいなんです。「ご近所のご迷惑になっているのではないか……」と、飼い主さんは気にしておられました。
そしてある日、ついに……。
家の前のマンションに住んでいる男性に「うるさいっ!!」と怒鳴られてしまったんです。
しつけができていないと住みにくくなる
「うるさいっ!!」と怒鳴られて、当のクッキーちゃんはまったく気にもしていないでしょうけれど、飼い主さんのほうは「怒られた……怖い」と話していらっしゃいました。
そりゃ、怖いです。怒鳴った男性がどんな人なのかわからないですし、前のマンションの人たちとは、ご近所づきあいも全然していないそうなので。
トイプードルの子犬って、おとなしそうで、とってもかわいらしい顔をしていますけど、想像以上に大きな声が出ますよね。数回、「ワンッ」と吠える声を聞いたことがあるのですが、見かけによらず、大きくて響く声だったのでビックリしたことを覚えています。
「え~、こんなにちっちゃい子犬なのに、こんな大きな声が出るの?」って。容姿からすると、「キャンキャン」っていうイメージなのにね。
不安感
トイプードルのクッキーちゃんは私にとても懐いてくれているので、この話を聞いて、とても心配になりました。というのは、クッキーちゃん、昼間はお留守番していることが多いんです。
飼い主さんがいないときに、その男性の怒りがピークに達したりでもしたら……。まぁ、家の中にいるので大丈夫だとは思いますけれど。
お散歩中にその男性にバッタリ出くわしたら、何言われるかわからないですよね。「うるさいっ!!」と大声で怒鳴るくらいの人ですから。犬が吠える声にいらついて、不満がたまっているかもしれません。文句を言われるだけならまだしも、蹴飛ばされたりしないかと思うと……。
マンションが建て壊しに
そうこうしているうちに、そのマンションを取り壊して、新しいマンションが建つことになったんです。
その男性も出て行ったとのことで、ホッとしました。
もしも、建て壊しがなかったら、この先ずーっと肩身の狭い思いをして暮らしていかなければなりませんよね。ビクビクしながら。
「新しいマンションがペット可だったらいいですね」と飼い主さんと話していました。ペットを飼えるマンションならば、犬好きな人が入居する可能性が高いですものね。
犬を飼っている人なら、他の犬の無駄吠えも大目に見てくれることがあるでしょうし。
吠えまくり
その怒鳴りつける男性がいなくなったのはいいのですが、今、建物の取り壊しの真っ最中なんですね。その音で、クッキーちゃんは吠えまくっているそうです。
人の気配がするだけでも「ワンワンッ」と吠える子なのに、工事中は人がたくさん出入りするでしょう?ガンガンと大きな音もしますしね。
犬のしつけは1歳までに
犬のしつけって、生後6ヶ月くらいまでが肝で、遅くとも1歳になるまでには基本的なことをしつけておく必要があるんですって。
犬の1歳は、人間でいうと高校生くらいに当たるそうです。
あのちっちゃくてかわいらしいトイプードルちゃんが、もう高校生だとは!
ということは、1歳を過ぎてしまったトイプードルをしつけるのは、ちょっと大変かもしれません。
飼い主さんや家族が我慢すればいいような悪い習慣ならまだしも、大きな声で吠えるのは、ご近所に住んでいる方たちにも迷惑をかけてしまいかねません。世の中、犬に寛容な人ばかりではないですからねぇ……。
無駄吠えをやめさせる
愛犬の無駄吠えをやめさせるためのグッズがあるようですね。
愛犬に特殊な機能がついている首輪をつけて、飼い主さんがリモコンを操作すると、犬が嫌がる音が鳴ったり、振動を感じたりするとか。この刺激で吠えなくなるとのことです。
効果は期待できそうですけれど、どうなのかなぁ。1歳を過ぎてしまったら、こういうグッズを活用するしかないのでしょうか。
しつけ教室に通っても、トレーナーさんの言うことは聞くけど、飼い主さんの言うことには聞かないというケースもあるそうですし。
やっぱり、しつけは子犬のうちからしておかないとダメなんですね。この点については、深く頷けます。子犬の頃、甘やかしすぎて、我が家は完全にしつけに失敗していますから。