ミニピンがくれたトイプードルとのご縁

虹の橋に旅立ったミニピンのりゅうがトイプードルのクッキーちゃんとのご縁をつないでくれました。

人のインフルエンザの症状は犬にうつるの?

この冬もインフルエンザが大流行している模様です。幸い、私はもう何年もインフルエンザにかかったことがありません。予防接種もしてないんですけれど。

年明け早々に、トイプードルのクッキーちゃんの飼い主さんがインフルエンザにかかってしまったんです。まだ小さいお孫さんからうつされてしまったみたいで。感染しやすい病気ですから、仕方がないですね。

それが、かなり症状がひどかったのか、長期間、体調を崩しておられたようです。高い熱は割と早くに治まったものの、ずっと声がひどい状態でした。大人になってからインフルエンザにかかると、完治するまでに時間がかかることがよくありますよね。

体調が悪い間はずっと、クッキーちゃんのお散歩にも行けなかったんです。

同じ家の中で一緒に暮らしている愛犬たち。かわいいワンコに病気をうつしてしまうのではないかと気になりますよね。その子がまだ幼犬だったり、老犬で免疫力が弱っている場合は特に。

のインフルエンザの症状はにもうつることがあるのでしょうか?

床の上で伏せをしている白いトイプードル

人のインフルエンザは犬にも感染する?

飼い主さんがインフルエンザで倒れている間、トイプードルのクッキーちゃんは、ずっと側にくっついていました。もちろん、寝るときも一緒です。

それだけくっついているならば、感染してしまってもまったく不思議ではありませんよね。

でも、久しぶりに会ったクッキーちゃんは、いつものように元気いっぱい!病気のびの字も感じさせない健康そのものでした。

実は、人が感染するインフルエンザウイルスと犬が感染するウイルスは、まったくの別物なので、うつるということはまず考えられないそうです。

よかった、よかった。それなら安心です。犬を飼っている家庭は多いですから。しかも、最近は、大型犬よりも小型犬を飼っている人が増えているように感じます。人が感染するインフルエンザウイルスが身体が小さい犬にもうつってしまうのならば、大変です。

自分が苦しいのは我慢できても、愛犬が苦しむのって、見てるのかなりつらいでしょ。

それに、ワンコに、「うつるといけないから、あっちに行ってて」と話しても、たぶん通じないでしょうしね。

感染させないように距離を置こうとしたら、かわいい愛犬が「お母さんに嫌われちゃったのかな……」なんて思って、落ち込んでしまうかもしれませんし。

犬って、人間の態度や言葉に敏感に反応しますから。

短期間で体重が増えたトイプードル

2週間弱くらいかな。お散歩をお休みしていたトイプードルちゃん。

私の家にきたときは、私か母が抱っこしないと気がすまないんですね。いつもしばらく抱いているのですが、久しぶりに抱っこしたときに「あれっ?」と思ったんです。「なんか、重いぞ……」と。

で、飼い主さんに「ちょっと重くなりました?」って聞いてみたところ、体重が3キロから3.5キロに増えたとのことでした。

2週間弱で0.5キロ増はかなりのペースです。

そんなに長距離ではなく、近所を回るだけのお散歩でも、お休みすると急激に体重が増えてしまうのですね。お散歩って大事なんだな。

逆に、飼い主さんは、頬がこけて痩せておられました。きっと、食事を摂ることがほとんどできなかったのでしょう……。

わがまま言わずにおとなしくしていた犬

飼い主さんの病気が治るまでの間、トイプードルのクッキーちゃんは、いつも、ぺったりとくっついていたそうですよ。わがまま言わずにおとなしくして。

クンクンとマスクに顔をくっつけたりしながら。

お母さんの具合が悪いということを理解して、心配していたのかもしれませんね。

このお話を聞いて、「いいなぁ」と思ってしまった私。というのは、我が家で飼っていたミニピンのりゅうの態度は、それはもう、ひどいものだったんです。

例えば、こんなことがありました。珍しく、生理痛がひどい日があったんです。畳の上で横になって、お腹をおさえて「ウーッ」と呻きながら痛みに耐えていると……。

りゅうはわざと私の身体を踏みつけて行くんですよ~。余裕で飛び越えられるし、避けて通ることができるのにもかかわらず。

お腹の痛みに呻きながらも、思わずプッと噴き出してしまいました。飼い犬に踏みつけられるという、あまりの状況に。まぁ、こういうことはしばしばありましたねぇ。

どんなに具合が悪くて寝込んでいても、「サッサとまんまをつくれ!」と叩き起こしにきますしね(笑)

一度くらいは、りゅうに心配してもらいたかったわぁ。